Stem Cell Supernatant Therapy
幹細胞上清液治療期待される効果
幹細胞から分泌される成長因子やサイトカイン等の生理活性物質が、体内にある幹細胞や再生能力の高い細胞に直接働きかけて組織の再生を促す作用があります。
■組織・神経修復作用
■抗炎症作用
■抗酸化作用
■創傷治癒作用
■免疫調整作用
■活性酸素除去作用
■血管再生・血管新生作用
■美容作用
幹細胞上清液の種類
乳歯髄幹細胞培養上清液
歯髄細胞とは、歯の中心部にある歯の神経のことです。ここには良質な神経系幹細胞や骨髄系幹細胞が多く含まれています。脳神経の修復、活性化だけでなく、臓器系にも効果を発揮します。
当院で扱う不死化歯髄由来幹細胞上清液は?
⇒新たな特許技術!!
不死化幹細胞上清液とは名古屋大学の上田実先生により考案された『乳歯髄から得た幹細胞を何度培養しても劣化することなく同じ品質の培養上清液を作ることができる技術』によって精製されました。この技術は9か国で国際特許となっています。
≪高品質!!≫
歯髄はエナメル質に覆われているためがん細胞の侵入や外因的な影響を受けにくく質の良い幹細胞を含んでいると言われています。
幼児歯髄から採取しているのは若い細胞のほうが成長因子を多数含んでいるからです。
歯髄由来の幹細胞は神経系の修復だけでなく、肌のターンオーバーやハリのアップなどエイジングケアにも効果が期待できるとされています。
骨髄由来幹細胞培養上清液
エクソソーム量!!
なんとこの幹細胞上清液にはエクソソームに関する研究の第一人者である東京医科大学総合研究所 分子細胞治療研究部門 落谷孝広先生も1mlあたり1360億個のエクソソーム量が含まれております!
これは一般的な幹細胞上清液に含まれるエクソソーム量のおよそ10倍以上の数です!
これらのエクソソームは体内の免疫細胞の増産を飛躍的に促す働きを持っているとされています。
≪選び抜かれた高品質≫
当院が扱うこの骨髄由来幹細胞培養上清液は以下の条件を満たした選び抜かれた幹細胞から抽出されています。
① あの落谷孝広教授も高く評価するエクソソームとサイトカインの含有量!
→1mlあたり1360億個のエクソソームだけでなく、サイトカインに関しても通常の上清液に比べBDNFは5~10倍以上、HGFは20~40倍以上の量の含んでおります。
② 成長因子が多量で増殖力の強い若い幹細胞から抽出!!
③ 厳しい条件をクリアした選び抜かれた幹細胞。
→ドナー(幹細胞提供者)に対して各種感染症検査だけでなく2世代上まで遡ってがん遺伝子の有無を確認し、それらをクリアしたドナーの幹細胞のみを使用しております。
また、低血糖を引き起こす作用を持つサイトカインであるIGF-1が含まれていない。
④ 高品質を維持するために培養を制限!!
→幹細胞は培養を続けていくと劣化してしまいます。この幹細胞培養上清液に使用する幹細胞は3継代までの培養のみと厳しく制限しており、質の高い状態を維持しております。
【臍帯由来幹細胞培養上清液】
「臍帯由来幹細胞培養上清治療」とは、ヒトの臍帯より採取した幹細胞を培養し、その培養液より生成した上清液です。</p?
臍帯とは、へその緒のことです。この臍帯にある間葉系幹細胞には、骨髄由来、脂肪由来などの成人の組織から採取する細胞と比較すると、ES細胞(受精卵から採取される幹細胞)に近い性質(遺伝子発現)を持っていることが分かっています。
サイトカインの含有量が高く、組織修復作用、免疫抑制作用・炎症鎮静作用などが期待できます。臍帯由来の間葉系幹細胞は、神経を保護する作用が、骨髄由来、脂肪由来よりも高いという報告もあります。神経障害などの改善にも期待されております。
当院で使用するのは、臍帯由来のウォートンゼリー(Wharton`s Jelly)
東京医科大学 落谷孝広教授の指導により、臍帯幹細胞馴化培養液
「UCMSC-CM」の製造方法と技術を確立した高品質の幹細胞上清液です。
■国内製造
国内の厳密に管理された施設で製造しております。細胞培養室はISOクラス5~6で清浄度管理しており、細胞培養は臨床培養士が担当しております。精製・滅菌・充填・凍結乾燥の製品化工程においてもISOクラス5~7で清浄度管理したクリーンルーム内で行っております。
■培養技術
幹細胞の分離培養から継代培養まで一貫して自社開発ゼノフリー細胞培養液を使用し、細胞保存液および細胞分散酵素もゼノフリー品を使用しています。
リスクと副作用について
注射や点滴による穿刺部の痛み、内出血、神経障害などの副作用は稀に見られます。アレルギー反応は殆どないと言われていますが、過去にアレルギー反応を起こしたことがある方はご相談ください。
幹細胞培養上清液の臨床
点滴による全身投与
(1) 点滴などの溶液に培養上清液を入れて、ゆっくりと静脈内に投与します。培養上清液に含まれる多種多様のサイトカインが、体内の損傷している部位の細胞を活性化し、様々な老化現象を改善することが期待されます。 病気を治療するものではありませんが、障害環境の改善や障害細胞の代謝促進で広範な疾患の予防効果や疾患改善の補完療法となります。
(2) 「幹細胞培養上清液」がもつ効果の特徴として「損傷部位の修復」があります。弱っている細胞部分を補いますので、投与の仕方によって効果の現れ方は異なりますが、身体や肌が回復を求めている部位から改善されていきます。また、定期的な治療により老化予防、薄毛治療、健康維持にもつながることも期待されています。
■心血管障害
■肝機能障害
■呼吸器障害
■腎機能障害
■糖尿病の合併症
点鼻による脳内投与
通常の点滴では培養上清液の有効成分は脳内毛細血管の脳血液関門を通過する事が出来ません。そこで脳に疾患がある場合や老化による機能低下がある場合には、点滴ではなく点鼻によって投与します。
■記憶力低下の改善
■脳梗塞後の諸症状の改善
■パーキンソン病の補完
治療の回数
症状などによって個人差がありますが、初回より何らかの効果を感じる方もいます。5回から6回の治療で多くの方に実感して頂けるようです。 幹細胞培養上清液は、点滴、局所注射、関節内注射、外用療法などの投与形態があり、その投与により、幹細胞が産生した成長因子・免疫調節因子・抗炎症性因子・神経再生因子などが病態に応じて作用するのに加えて、体内の幹細胞を活性化することにより効果が発現すると考えられています。
サイトカインの種類 | 主な効果 |
---|---|
血管内皮細胞増殖因子:VEGF | 発毛、育毛、ゴースト血管抑制 |
上皮成長因子:EGFとFamily | シミ、くすみ改善、表皮代謝の改善、シワ改善 |
毛拉致のサイト成長因子:KGF | 発毛、育毛効果 |
インシュリン様成長因子:IGF | 皮膚再生、シワの改善、張りや弾力の再生 |
血小板由来成長因子:PDGF | 細胞分裂の促進、損傷組織の増殖・再生 |
トランスフォーミング成長因子:TGF-β、RGF-αとそのFamily | 抗炎症、創傷治療や細胞の増殖促進 |
幹細胞増殖因子:HGF | 組織再生・活性 |
神経系栄養因子 | |
CNTF(毛様体神経栄養因子) | 神経幹細胞の増殖促進・活性 |
GDNF(グリア細胞株由来神経栄養因) | 神経細胞の分化・成長、ドーパミン取り込み促進 |
NGF(神経成長因子) | 神経伝達物質の合成・促進、神経細胞の維持、細胞損傷時の修復、脳神経 の機能回復、アルツハイマー病・痴呆症の予防 |
BDNF(脳由来神経栄養因子) | 神経細胞の存在維持・成長促進、アルツハイマー病・認知症予防 |
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